治療方針
大切な歯の健康を 長く維持するために

歯は健康を支えている

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歯は健康の元です。歯がなくなるということは、とてもつらいことです。
人間以外の動物ではこんなことがみられません。
なぜなら動物では歯がなくなるということは直接死と結ばれるからです。
人間は、全く歯がなくなっても平均20年以上生きられるといわれています。

ということは、平均して20年以上も歯なしで、生きていかなければなりません。
それ以前に、何本かの歯を失って部分入れ歯にしていたり、他の健康な歯を削ってブリッジにしている期間もあるわけですから、自分の歯だけで過ごす時期というのは、かなり短くなります。

歯が支える健康

いったい、歯が悪かったり、なくなってしまったら、どんな影響があるのでしょうか。
まず第一に浮かぶのが、ものが思うように噛めなくなるということです。
口は、消化器官の入り口です。その中で、歯はものを細かく噛みくだくという、たいへん重要な役割があります。
食べものの消化には、唾液、胃液など多くの消化液中の酵素が関わっています。食べものを細かく噛みくだけばくだくほど、その酵素がよく働きます。


しかし、歯がなくなったり、入れ歯が合わなかったりした場合、食べものをよく噛みくだけないため、丸呑みしなければならなくなります。 そのため消化が完全にできなくなり、栄養のバランスが悪くなります。
また胃や他の臓器にも負担がかかります。胃腸の悪い人や栄養不良の人に、歯の悪い人が多いのはこのためです。

実際、歯が悪いから胃腸が悪くなり、栄養不良になり、また、栄養不良ですから歯がさらに悪くなるという悪循環ではないでしょうか。

 

歯を失った人はルックスにもマイナスイメージ?!

笑ったときに、きれいな歯がみえるというのはとてもステキなことです。印象もかなりアップします。
ルックスを気にするアメリカでは、歯がガタガタだったり、抜けていては、かなりのマイナスイメージになります。
社会的ステイタスの低さをあらわし、ときには知性のなさと結び付けられてしまいますからたいへんです。

日本ではまだそこまで、きびしくチェックされませんが、とにかく、歯が一本なくても印象がガラリと変わってしまいます。いくら顔やスタイルがよくても、笑ったときに歯が一本抜けていたらどうですか。

なんだか、ちょっとコミカルな印象がでてきますね。これじゃイメージダウンです。軽くみられてしまいそうです。
せっかく今はやりのカッコいいファッションできどっても、さっぱりきまりません。
まして、入れ歯をしなければならないほど、歯が抜けていたとしたらどうでしょう。
とくに前歯だとしたら最悪です。口元がシワシワになり、すっかり老け込んだ顔になってしまします。


そこで、できるだけ歯をみせないようにしょうという心理が、自然と働いてくるわけです。そのため表情もどことなく不自然になってしまうのです。
だからといって、いつも口もとに手を当てて、人と話をするわけにもいきません。
だんだんこれがコンプレックスになり、しまいには人と会うのもユーウツになってしまうなんてことにもなりかねません。
こうなってしまったら、性格もすっかりクラーくなってしまいます。

 

歯を失った人は運動能力にも影響がでる!?

歯は運動能力にも影響します。
プロ野球選手や、プロゴルファーには、テンプレートといわれる歯の噛み合わせを矯正するためのプレートをつけて、よい成績をあげている人たちが多くいます。

ソウルオリンピックで、陸上のカール・ルイスは、より速く走れるように、歯をつなげて結んでいました。
ボクシングやアメリカンフットボールのほとんどの選手は、マウスピースを付けています。
アメリカで噛み合わせと運動能力の関連について研究したことがあります。その報告によりますと、体力測定で口を開けて、噛まないようにして筋力を測ると、しっかり歯を食いしばった場合にくらべ、半分ぐらいの力しかでないことが明らかにされました。

つまり、しっかり歯をかみしめることによって、力がでるのです
ですから、歯が抜けたままの人や、入れ歯があわなくなっている人、噛み合わせのよくない人は、いくらがんばっても力がでるはずがありません。

 

歯が悪いとボケも早い!?

ボケ(老人性痴呆症)は本人に対しても家族に対しても大変でしょうね。だれでも自分だけは、ボケたくないと思います。
しかし、残念なことに、その確実な予防法はまだ見つかっていません。ですが、歯に関していえば、ちょっと気になるデータがでています。

同じ年齢の人を見た場合、歯のある人よりも、ない人に痴呆症の人が目立ちます。また痴呆症になる前に、刺激の少ない生活を送っていた人も多いようです。

このことは、歯をなくしてしまい、食べることが不自由になったことが原因しているように思われます。
考えてみてください。もし食べる楽しみを奪われてしまったらどうですか。生活がとても味気ないものになってしまうはずです
特に老人にとっては、食べるということは、最大の楽しみなのです。それもその楽しみが一日に三回もあるんですから、これが取り除かれたらショックも大きくなります。気力も失わせてきて当然かもしれません。


噛むことによる脳への刺激

また、 もうひとつ原因として考えられるのは、噛むことによる脳への刺激です。
歯がある場合は、歯の周りのセンサーが噛みしめる刺激の様子を、脳に送ります。これが、噛み心地というもので、味を感じるもののひとつとされています。
歯がない場合でも、代用される入れ歯などがしっかりしていれば、噛む筋肉がそれに近い働きをします。さらにいいことは、噛むことで脳の血液の循環を増します。
つまり、歯がなくなったということで、これらのメリットも失い、ボケてしまうわけです。
しかし何よりも重要なことは、歯がないことで消極的になってしまうことです。発音がおかしくて、思うように話ができなかったり、自分のルックスを気にして、人と会うことがいやになってしまい、クラーい気分になるのです。
すべての人に合うものではありませんが、インプラントはそのような人にとって、強い味方になってくれるでしょう。

 

歯が悪いとガンになりやすい!?

歯が悪いとガンになりやすい!?
現在の日本人の死亡原因の第一位が悪性腫瘍、つまりガンであることを、ほとんどの方がご存じであると思います。


ガンの原因

そのガンの研究も進んでいろいろなことがわかってきました。
その原因に、タバコ・日光(紫外線)等の影響よりも、食べ物に加えられている添加物やタンパク質のおこげなどの化学物質が、大きく影響しているというのです。
私たちは知らず知らずのうちにたくさんの種類の発ガン性物質を毎日何度も食べたり飲んだりして、ガンになりやすい状態になっていくのです。
便秘の人が大腸ガンになりやすいのも、発がん性のある物質が大腸に留まることが原因です。
そんな中で歯のよい人はガンになりにくいという報告もあります。その最大の理由は、よく噛めることによって、食べ物の中の食物繊維が細かくなり、それに発がん性物質が付着して排泄されるからであると説明されています。
ですから、逆に歯のない人や、よく噛めなくて丸のみしている人はガンになりやすい危険が高くなります。
野菜などの食物繊維の多いものをなるべく添加物の少ないものとともによく噛んで食べることによって、ずいぶんガンになることを防止できるということです。
さらに唾液の中には、発がん性を低下させるペルオキシターゼという物質もあります。よく噛めばその物質がたくさんでてきます。
よく、カゼは万病のもと、といいますが、それ以上に虫歯、歯周病で噛めなくなることは万病のもとです。
おいしいものをよく噛んで、おいしく食べて、楽しくて健やかな毎日を送ろうではありませんか。



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